イギリスの治安情報

比較的安全な国として有名

日本で生活していると気付きにくいものですが、世界各国には治安が悪くて普通に生活しているだけでも命の危険にさらされているという人も少なくありません。
海外留学の際には常にその国の治安についてよく考慮しなければいけませんが、イギリスの治安については他の国と比較すると治安が良い方だと言われています。
紳士の国と言われているように、イギリスで生活している人たちは穏やかで安全だというイメージを抱いている方も多いですが、実際のところは本当に安心して暮らせるのか確認してみましょう。

難民が少ない国

欧州の中でもイギリスの場合はアラブ系の難民があまり存在していないことが治安が良いと言われる理由の一つになっています。
アラブ系難民の中には危険思想の持ち主が紛れ込んでいることがあり、色々な国で危険な行動をしている事例が多く報告されていることから、できるだけアラブ系難民が存在していない国を留学先に選んだ方が良いと言われています。
イギリスの場合はビザを取得する費用が高めに設定されていること、陸続きの国ではなくて島として分離していることなどから難民が多く入ってこないためトラブルに発展しにくいのです。
もちろん、全てのアラブ系難民を危険視すべきではなく、ごく一部の人が危険思想の持ち主である可能性があるという点を忘れないでください。

治安が良い場所と悪い場所

比較的治安が良い国と言われているイギリスですが、どんな場所でも治安が良いとは言えません。
中にはできるだけ近づくべきではないとされる場所も存在しているため、留学生は極力近づかないようにしてください。
場合によっては警官になりすまして近づき、気を許した瞬間に貴重品を奪って逃げるというケースもあります。
多くの人の目につきやすい観光地の場合は犯罪に遭うリスクは格段に減る可能性も高いですが、路地裏に入っただけで急に寂しい雰囲気になっており、犯罪が横行しているケースもあります。

特に避けたい場所は、壁やシャッターなど一面に落書きされたままで何も修理をしないで放置されている場所や、ガラスが何者かにたくさん割られているという場所で、これらに該当する地域では外国からやってきた移民などが多く存在しているため犯罪の巣窟になっている可能性もあります。
窃盗やドラッグの取引なども行われている場所なので、用もない限りは興味本位で近づかないでください。

日本人は狙われやすい

イギリスに限らず、どの国でも共通して言えることは日本人留学生は狙われやすい傾向にある点です。
比較的治安の良い地域だと思っていても、こちらが日本人だとわかれば「平和ボケしている日本人だから簡単に騙せるだろう…」と格好のターゲットにされる可能性もあります。
何らかの犯罪に巻き込まれたらすぐに警察に相談し、必要に応じて日本大使館にも相談してください。