オランダの治安情報

日本人は特に注意が必要

欧州の中でも比較的治安が良い方だと言われているオランダですが、日本と比較するとやはり治安が悪いのは間違いありません。
日本と同じ感覚で過ごしていると、すぐに犯罪者のターゲットにされてしまうので注意してすごしたいものです。
特に日本人はオランダでも狙われやすい傾向がありますので、ほんの少しでも隙を見せた途端に犯罪被害に遭うことも予想されます。
渡航前に知っておくべきオランダの治安情報についてご紹介します。

参考:http://mariholland.com/security/

置き引き、スリは要注意

オランダは置き引きやスリ、ひったくりという犯罪がとても多い国として知られています。
例えば食事をしている時などに少し席を離れただけなのに、あっという間にかばんが盗まれてしまったという事例がとても多いです。
日本人の感覚では信じられないものですが、オランダでは席を離れる時には貴重品をしっかり持って移動するのが鉄則なのです。
かばんだけではなく、携帯電話などもテーブルに置いたまま席を離れるのは絶対にNGです。

電車に乗る際にも注意が必要で、人混みの中にはスリ集団が紛れ込んでいるため、自分では気付かないうちに大事な財布などが盗まれてしまう場合もあります。
例えばリュックを背負って電車に乗っていたところ、うまくチャックを開けて中に入っていた財布やパスポートをこっそり抜き取り、次の駅で降りて逃げるという犯罪が多発しています。
これは日本人だけでなく、オランダに住んでいる人も狙われている事なので、決して他人事だと思ってはいけません。
周囲にいる人が犯罪者なのではないかと疑いながら過ごすのは嫌なものですが、あまりにもこのような犯罪が多いので常に警戒することが大切です。

いざこざが多い地域も

街中ではオランダ人の若者集団が通行人にちょっかいを出して喧嘩に発展している光景を見かけることがあります。
些細な事がきっかけになって大きなトラブルに発展する場合もありますので、余計なトラブルに巻き込まれないように注意してください。
特に女性は危険を感じたら大きな声で周囲に助けを求めるようにしましょう。
できるだけ日中も一人で歩かないように注意して、人通りの多い場所を選ぶようにしてください。

オランダは移民が多く存在しているという特徴もあるため、移民が多く住んでいる地域ではあまり治安が良くないと言われています。
移民が生活している地域はできるだけ近づかないようにすること、オランダに滞在する場合は現地の情報に詳しい不動産会社に確認をしながら安全な場所を紹介してもらうことなどを心がけてください。

また、オランダは大麻などのドラッグが合法とされているため普通にドラッグを楽しんでいる人が多いです。
色々な誘惑があるかもしれませんが、興味本位で手を出さないように気をつけてください。