留学は誰もができる経験ではない
留学というのはとても魅力的なものですが、かなりの勇気が必要です。
大学を休学したり貯金をはたいたりといったことが必要ですし、友達のいない中に一人で飛び込んでいくというのは簡単に決心できることではありません。
日本よりも治安が良い環境ではないことも多いですし、日本では起こらないようなトラブルに巻き込まれるということもあります。
そういったこともあり家族から反対されて留学したくてもできないという人もいます。
そのため留学するというのは限られた人にしか与えられないチャンスでありとても貴重なものです。
最近では留学をしている人が就職で優遇されるということも出てきています。
せっかくの貴重な経験ですから留学したということは就職や進学で役立てたいものです。
そこでここでは留学した経験を就職活動で生かすためのコツを紹介していきます。
ただ留学するだけでは意味がない
留学すれば必ずしも就職で有利になるわけではありません。
外国で生活をしたら必ず英語が話せるようになるわけではなく、きちんと努力をする言ことが必要です。
そこで、留学する前から就職で有利になるための準備を始めることが必要になります。
留学をして英語が話せても大学の成績が悪ければ評価は高くなりません。
大学での成績もしっかりと良いものにするために課題をこなしたり授業に出席したりといったことはきちんと行っておきましょう。
また、留学をしてどういった経験をしたか、何を学んだかということが就職活動では大事になってきます。
そこで留学先を選ぶ際にも自分の学びたいこと、将来の仕事に役立つことといったことを考えて留学先を見つけることが重要です。
そしてもちろん留学してからもしっかりとその分野について学び成果をあげること、自分なりの意見を持つことも重要です。
英語力の証明
ただ留学をして英語がはなせるようになりました、と言っても説得力がありません。
面接の際に自己アピールとして英語ができることを伝えるためには、資格を取得したりTOEICのスコアを出したりすることが重要です。
せっかくですからもっとも英語力が高い時にこういった試験には挑戦をしておくべきです。
そこで留学先から戻ってきたらすぐに試験は受けるようにしましょう。
これは、スコアが高いということはもちろんですが、忙しくなる前に試験に挑戦をするべきという理由もあります。
帰国後すぐの試験で思うような結果が出なかったとしても、エントリーシート記入までに次のチャンスがあればスコアを上げることもできます。
就職活動が始まると学校の授業もありなかなか試験の勉強もできないですし、試験を受けることすら難しい可能性もあるので早めに受験するようにしましょう。